大阪宅地建物取引業協会なにわ京阪支部

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2016.12.14

活動報告

第2回インストラクター出前講習 報告

研修委員 橋本 紀子

今年も残すところわずかとなり、クリスマスのイルミネーションが華やかな季節となりました。会員の皆様におかれましては、お変わりなくお過ごしのこととお喜び申し上げます。
さて、平成28年11月22日(火)当支部におきまして、御幣島商事(株) 屋野 明正 氏を講師にお招きし、第2回インストラクターによる出前講習会を開催いたしました。当日は大変寒い中、またお忙しいところご参加いただきました会員の皆様、誠にありがとうございました。

今回のテーマは「契約書を通じて知る業者の責任、契約書の読み方・書き方・伝え方 (初級編) 」について、不動産取引のプロとしての意識、資質の向上を図るため、売買契約の前準備から契約調印、契約後の取引に至るまでの留意点について皆で学習いたしました。

昨年4月の宅建業法の改正に伴い、宅地建物取引主任者は、現在の「宅地建物取引士」となりました。これにより宅地建物取引士の業務原則の明文化、信用失墜行為の禁止、宅地建物取引業に従事する者の資質向上などの義務が追加されました。
特に「宅地建物取引業に従事する者の資質向上」においては、宅地建物取引士に限らず、宅建業に従事する一般従業員への教育義務規定が設けられ、業界全体について従事者の資質の向上を確保することと定義されています。
研修会では、定員30名のところ31名のお申込みをいただき、そのうち女性が約1/3を占めるなど、業法改正に伴う会員業者様の意識の高さが伺える研修会となりました。ご参加いただきました会員の皆様、誠にありがとうございました。

終了後のアンケートでは、「講義とレジュメの統合性がとれていない」「レジュメの何ページをしているかわからない」「口頭での説明が多く聞き取りにくい」等々厳しいご指摘もございましたが、全体としての講義内容はわかりやすいといったご意見が約半数を占めており、講義レベルにつきましても約半数を超える方々から適当という回答をいただきました。この度の研修会は初級編だったこともあり、社員研修の一環としてご受講された従業者の方も多く見受けられました。そのため中級者以上の方にとっては少し物足りなかったかもしれません。

今後、受講したいテーマにつきましては、「実践重説の作成法と注意点」「契約書の落とし穴(中級編)」「30分で出来る価格査定の実務(建物・土地)」「契約条項の書き方」といったご意見を多数いただきました。このアンケート結果を踏まえ、講習内容の検討・見直しを行い、次回の研修へ繋げて参りたいと思います。アンケートにご協力いただきました会員業者の皆様、ありがとうございました。

なお、次回の研修会は、平成29年2月21日(火)15:00~17:00 太閤園において、不動産鑑定士 村木  泰弘氏による「中古市場を活性化する研修会」を開催いたします。また研修会終了後は、会員業者間の親睦をはかる目的で商売繁盛の会員交流会を開催いたします(参加費1,000円)。お忙しいかと思いますが、なにわ京阪支部発展のため、皆様お誘い合わせの上、多数のご参加をお待ちしております。

来年も皆様にとって素晴らしい年でありますよう心よりお祈り申し上げます。

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