研修学院委員　堀 愛子

平成27年2月12日（木）午後1時10分より、太閤園にて、本年度第3回目の不動産業務研修会がありました。
開会のことば、支部長のあいさつに続き、大阪府環境管理室事業所指導課の方より、建築物等の解体工事の際に、石綿（アスベスト）を含む場合の注意点等の説明がありました。
（詳しくは、大阪府のホームページhttp://www.pref.osaka.lg.jp/jigyoshoshido/asbestos/index.htmlにてご確認ください）

今回はテーマが２つありまして、第１部は、『平成２７年度税制改正について』税理士の高橋満穂先生より講義を賜りました。
登録免許税をはじめ、減税や特例の延長、改正案について,とても解りやすく説明して頂きました。
第２部では、『宅建業者に求められる建物賃貸借契約の法律知識』と題しまして、弁護士の小杉茂雄先生の講義を受けました。

・賃貸借契約の期間について　　　　　・敷金、保証金、建設協力金について
・賃料の増減額請求について　　　　　・賃貸借契約の解除について
・原状回復義務について　　　　　　　　・修繕義務について
・自力救済特約の効力について　　　　・保証人が負う責任の範囲について
・賃貸人の生活妨害除去義務について

其々、判例を用いてご講義くださいました。当日のテキストは、手元に置いて活用したいと思います。
当日は お忙しい中、会員の皆様他、他支部からも大勢のご参加となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年３回の業務研修は会員の義務研修であります。今回も出席の返事が未提出の会員様に、研修委員が交代で電話で確認をとらせて頂きました。研修会開催の連絡は、メール登録者にはメールで、それ以外の方にはＦＡＸで案内しております。過去にはＦＡＸでの連絡が主流でしたので、「えっ、そんなＦＡＸ来てなかった！」というお声が多々ありました。余裕をもって、１ヶ月以上前にはメール・ＦＡＸが入ります。また、ＦＡＸが不通の方には郵便で案内しています。
来年度、第１回目の研修会は６月２３日（火）、太閤園です。しっかり予定に組み込んで頂きたいと思います。