研修委員　堀 愛子

なにわ京阪支部の会員のみなさまには、平素より不動産業務研修会に参加ご協力いただきまして、有難うございます。
平成２７年度第１回目の不動産業務研修会は、６月２３日（火）午後１時１０分より、太閤園ダイヤモンドホールにて開催しました。

開会のことば、支部長のあいさつに続き、宅建サポートセンター、富士火災の原様より、「火災保険改定の概要と対応について」説明がありました。住宅総合保険の参考純率が全国平均で３．５％引き上げられ、参考純率を適用できる保険期間の上限が１０年に制限されるという内容でした。改定の背景には、近年の地球温暖化研究によると、自然災害の将来予測について不確実な要素が増しており、火災保険においても長期のリスク評価が難しいということがあります。この改定は２０１５年１０月以降の保険開始契約に適用されるようです。

第１部「人権問題の基本的理解～宅地建物取引における人権問題の解消にむけて～」は、大阪企業人権協議会の芝本正明先生に講義を賜りました。人権とは何か、なぜ差別が生まれるのか、人権問題の解消に向けて宅地建物取引業者としての役割、責務等々、裁判事例や漫画等もご紹介頂きました。最後には、約１０分間のアンケート調査もあり、参加会員の皆様は、真剣に記入しておられました。

第２部「公正競争規約と広告作成のポイント」は、アットホーム株式会社より濱野太嗣先生よりアンケート調査結果や相談事例を紹介して頂きました。

今回の出席状況は以下のとおりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も研修委員より出席の返信のない方に電話連絡させて頂きました。また、今回はメモがしやすいよう、テーブル席を用意しましたが、実際はいつもと変わらないぐらいの出席者数となりました。電話で連絡を入れても、出席されない会員は一定数ありますので、電話だけでなく他の対応を考える必要があると思います。

次回、第２回の研修会は１０月６日（火）太閤園　ダイヤモンドホールです。今回出席いただいた会員・従業員の方はもちろんのこと、ご近所の会員の方にも声を掛けて頂き、必ず出席頂きますようお願い致します。